福沢家の歴史 第一回目

2008.10.25 15:16:27

ルーツを調べる、これほど興味が湧きながらも難しいことは無い!
ましてや北海道に渡ってから100年以上が過ぎて、曾爺様の時は今の石川県加賀市の大聖寺町出身とだけしか当時は知らなかったので、今から10年ほど前に、そこから現在までの親戚を、当時78歳で唯一生きている母親に丹念に聞いてみようと試みたことから始まった。

大正十年生まれの母親が語る歴史は母の爺様までの先祖で、現在までの親子7代、約150年間の人数がなんと100名以上になった。
この人数からさらに150年遡ると、もちろん早くに死んでしまう時代とはいえ最低限2人から平均2人の子供が生まれたとして、300年で約13代(一世代を25年)今生きてる血族が1600人に膨れ上がる計算になる。
正式にはもっと多いのだが、実際に約100名だった事、血族でない配偶者も加えても一世代でその人数になることを考えるとどうでもいい事になってしまうので考えなかった。

びっくりする数字を言うとさらに600年前から現在まで二人の夫婦から26代なんと1310万人に膨れ上がるのだ!

数字のマジックでこんな事を言ってるのであって当然現在生きているものには26分の一のDNAに薄まっているし、多くの戦乱や飢饉で全滅したDNAもたくさんあったろう。
また昔は場所を変えられないので、昔のDNAに何度も遭遇しなければならなかったかもしれない。
事実、後からわかったのであるが福沢の先祖も江戸と明治時代の300年間に3度横倉家と嫁のやり取りをしているし母親の代で坂田家とも嫁のやり取りをしている。
あくまでもアバウトだが、この4回だけでもDNAの広がりは81万人に減ってしまうのである。

第一回目のルーツの話はこれぐらいにして、我々は常に隣近所に親戚がいてもおかしくないのであって、人類皆兄弟は単なる標語とは思えないのである。

次回は江戸時代の話。