土曜日、浦幌まで行ってきました。
空は晴れ渡り、さすが十勝の冬は空が高いと昔を思い出しました。
こんな空を毎日眺めていたのですから。



惜別の会ではスピーチをして最後にみんなと私が作った歌「あなたにまた会えてよかった」を歌うことが出来ました。

前に書いた酒・煙草などの思い出の事にはさすがに触れませんでしたよ。
その代わり違った教師に教えられたことをスピーチしました。
抜粋しましょうか。

『昔の校舎からは日高山脈が教室から良く見えて、つまらない授業の時にはよく、眺めて時間をつぶしていました・・・・。

前の年にオールナイトニッポンが始まって、北海道26時など深夜放送が始まり、真夜中族ということもあり学校は眠る場所・・・・。

良き教師に恵まれいろんな事を学びました！

高校2年の時地震になれていたせいで、2階校舎での授業中に起きた十勝沖地震で、そのうちおさまるでしょうと授業を続けてしまい避難が遅れたことがありました。

いよいよ、蛍光灯が落ちてきて逃げることになったのですが、先生がすぐそばの非常階段のドアを開けずに中央階段のほうに生徒を置き去りにして逃げてきたことがありまして、階段で重なり合って転ぶという事件がありました。なんとかけが人は出なかったのですが、あの時、あまり慣れすぎることも危険であると先生から直接教えてもらいました。

浦幌高校始まって以来秋の新人戦で全道ベスト4に勝ち進んで、大騒ぎになったことがありました。札幌の旅館で球場まで応援に行くのですが、3試合も勝ってしまい、更に雨で延びて予算が無くなり、応援団の金が尽きてしまい、急遽もう一回寄付を募ってかろうじて応援できたことを思い出します。
あの時もし甲子園に行っていたら、どうなったんだろうと、負けて胸をなでおろした記憶があります。
経済の後ろ盾なしに調子に乗ってはいけない！事を学びました。・・・・・』

『我々卒業生にとって、しばらく卒業しても母校が本当に頑張ってくれた、おかげで、本人に関係なく後輩の偉業で母校に誇りが持てことを思い出します。
それは二つの全国優勝です。女子スケート部と駅伝マラソン王国浦幌高校！などです。彼らは卒業後も箱根駅伝などで活躍しました・・・・』

こんなスピーチでした！

十勝の新聞が浦幌高校を特集してくれました。
結構活躍した先輩後輩がいたんですよ！



その日の夜は十勝川温泉に同期が35人も集まりました。
遠くは大阪・神奈川からも来て、盛り上がりましたね！幹事の皆さんご苦労様！
また集まろうと別れました。

卒業後40年、最初は「どなた様ですか？(笑)」から始まった会ですが、一気に昔に戻った会でした。

40年前、札幌と浦幌は7時間以上かかった記憶があります。
それが今では3時間足らずの旅でした。
途中にこんな「トマムリゾート」も、昔はありませんでしたね。