今朝の北海道新聞に雪祭りの市民雪像に「陸前高田の奇跡の一本松登場」の記事が載った。



この松の話は、津波で壊滅した陸前高田であの時希望を与える自然の生命の力として話題を集めた。
それまで海岸線に7万本あった松ノ木はことごとく津波で流され、唯一残った樹齢400年の一本松だったのだ！



しかし、海水の中ではさすがに生きていくことが難しく、保存をあきらめ後世に子孫を残すことに決まった。
そして見事に子供が生まれた！
ここまでが今日までの一本松のお話であった。

昨夜、この雪像を作り上げたメンバーの一人、池田さんが「游北眠」にやってきて、感動を受けた。
そこで、早速店を閉めた後、彼と雪像を訪れることになった。
これが真夜中の一本松の雪像だ！(池田さんと）



彼から説明を受けた。
去年の夏休みを利用して、ボランティア活動をしたそのときの仲間で作り上げたこと。
一本松のあった風景にその後の希望を形にしたとの事だった。


　
背景にあった壊れた学校の姿。



親から子供達に世代が引き継がれる、人間の親と子どもの姿。



枯れた一本松の親の後ろに、続々生まれる一本松の子どもの姿。



真夜中の1時過ぎ、気温－8度、雪祭り会場12丁目、一番端っこだった！
だけどこんな熱い、雪像の見学方法もある！