バフッた

2010.10.27 17:42:48

ドイツと日本で効率よく仕事をするためには、拠点間をつなぐインフラが重要です。
もっとも重要なのが、電話(音声系)とデータのやり取りです。

電話は、skypeが支流になっていますが、業務で利用するには少し
利便性にかけることがあり、現在使用している電話システム(SIPシステム)との連携が
必要になり、今週から構築していました。
余っているサーバーを利用し、新たに電話サーバーを構築し完了

これにより、拠点間同士の通話はもちろん無料で、札幌、東京で受けた電話も
そのままドイツへ転送が可能となり、更に距離を感じさせないネットワークになりました。
お客様から発信する場合も、011-***-****(札幌)03-****-****(東京)などの
ドイツ発信専用の番号を設け市内通話料金で発信が可能です。

逆にドイツから発信する場合は、日本までは独自のインフラを利用し、国内から
一般回線へ接続されるため、市内通話料金になりました。

[ドイツ] ←専用回線(無料)→ [日本] ←一般回線(NTT)→ [クライアント]

電話インフラ構築がひと段落しましたので、
いつもの通りラム酒を呑みに銀座のバーランプへ

ドイツ産のラムを楽しみ、脳みそが溶けかかっている時に
早速新システムにてドイツから国際電話が、

「日本からパソコンが届いて電源を入れたらバフッたぞ」

バフッた?って何と思いましたが、PCの電源部分が炎を噴出し爆発したとの事
直ぐに電圧(ドイツは240V)?がやばかったかと考えました。。。。

メーカーにも確認済みでしたが、300V(日本は100V)まで対応している
PCなので問題は無いと思い原因を調査していたら、大きな落とし穴が。。。

PCは対応しているもの、電圧の切り替えスイッチが背面にあり、切り替える事を
知らずそのまま電源を投下してしまったのが原因でした。。。
担当者も教えておけって感じでしたが

自動で電圧を切り替えてくれるPCもありますが、皆様も注意しましょう

PCの再購入も検討しましたが、時間やコストがかかるため修理することを決意しました。

電源ユニットを交換したら直ると思い、テレビ電話で誘導しながらPCを分解させ、
ドイツの大型PCショップのサターンへ購入しに行ってもらいました。

火を噴いたパソコンの電源ユニット

Video call snapshot 2.png


交換後、問題なく起動しました。
これも何かの試練ですね

あとはデータ系のやり取り環境の構築です。
検証を行っていますが、色々と通信に問題がありましたが
CISCOルータのお陰で問題は解決!
本領発揮という感じです(笑)



来月ドイツへ視察に行く予定ですが、太るのはやむ得ないため
今のうちにダイエットをしておきたいと思います。

下手したらこんな感じになる可能性がありますねw

001.jpg