ブラームス

2012.01.18 19:12:38

昨日は29日のニューイヤーコンサートのリハーサルを斎藤明子さんと行いました。
ブラームスの弦楽六重奏第1番第2楽章です。

明子さんが10弦と6弦のためにアレンジしてくださったものを使用しますが、想像以上に10弦ギターが作品と合っていて、重厚に仕上がりそう

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この作品の重厚感を美しく表現するためにどうすれば良いのか、明子さんが丁寧に伝授してくださいました。タッチやアーティキュレーションの工夫は本当に勉強になります。
本番が楽しみになりましたよ


ところで、私はブラームスの4つの交響曲に並々ならぬ思いを寄せている一人です。
特に1番は高校オケで1年間みっちり勉強した経験があり、いまでも聴くと鳥肌と涙物です。10代の多感な時期にこの作曲家の重厚な音楽に傾倒できたことはとても大きな経験でした。あの経験がなかったら今音楽やっているかな・・とさえ思うこともたびたびあります。
ブラームスの愛と苦悩、ドラマチックですよね。4つのシンフォニーに凝縮されているような気がします。

弦楽六重奏には初めて触れますが、やはり同じ作曲家の情熱とセンスを感じます。
ブラームスをギターで演奏できることもとても大きな喜びです。


斎藤明子さんのすごいリサイタルを客席でポカーンと眺めていたのが、もう25年以上前なのかな。一緒にデュオができるなんて・・・本当に楽しみです。