駒フィル

2013.04.30 13:22:43


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喜歌劇「天国と地獄」序曲(オッフェンバック)
大学祝典序曲(ブラームス)
ラプソディ・イン・ブルー(ガーシュウィン)
交響曲第7(8)番「未完成」(シューベルト)

これだけのワクワクするプログラムを聴いて、
高校生の皆さんの熱演に心打たれた1日でした。

何よりも、この日は私と同期で一緒にCb弾いていた北村由里子さんが指揮をするというので、皆で駆けつけて・・
(通常は生徒が指揮をするのですが、今年は生徒全員楽器を弾くことを選択したそうです)
私は駒フィルを聴いたのは卒業以来かもしれません・・

彼女が母校で音楽の先生をする夢を叶えたのがもう10年くらい前。
それ以来駒フィルの顧問をしていることは知っていましたが・・・

彼女の本当に真摯な仕事ぶり・・
生徒の信頼を集めて良き先生っぷりを見られて
本当に感動感心のコンサートでした。

あのキャッピキャピだったゆりちゃんがと思うと信じられないけど
渋谷と下北の間に挟まれた超人気校都立駒場の先生を立派に務めていて誇らしい姿でした。

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武蔵野市民文化会館大ホール。
ガーシュインではゆりちゃんの見事な弾き振り
シューベルトは・・深い作品を1年かけてよくやったなと思うと、
それだけで涙が・・

みんなの苦労が伝わって・・うんうん、わかるわかる、って・・・


駒フィルってどうしてあんなに追い詰められるのかな・・と考えていました。
私も練習中に涙することもありました。
bigで素敵な先輩方やOBOGがたくさんいて、
「オーケストラは一番下手な人のレベルになる」

とその頃たたきつけられたと思います。
楽曲分析に留まらず作曲家の意図をかなり深く掘り下げて教えられます。
だからこそ、毎回ハーモニーに鳥肌が立って
ブラームス1番やドヴォルザーク9番、チャイコフスキー5番
などはいまでも全部の音が聴こえてくる。

16、7歳の頃に勉強したシンフォニーは、いまでも宝物。
あの多感な時期だからこそ感じられたなにかがあり、
その結集されたエネルギーは舞台からもにじみ出ますね・・・
10代の皆さんの、プロとはちがう、プロ志望とも違う、
不思議な力溢れるステージなのです。



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吉祥寺はおしゃれなcafeいっぱいですね~
お茶しようといっていて、結局これに・・
○○年振りのプチ同窓会、楽しかったです
私の恋愛談義がなぜか大爆笑劇場化していたのは、
やっぱりこの頃のメンバーだからですかね(笑)



今どきの駒場生は、、私たちのときとちがうのは靴下が紺色(確かに白より素敵・・)
それくらいでしょうか。

セーラー服まで変わってなかった・・
今はもうセーラー服って珍しいと思うのですが・・

中身も変わらないんじゃないかと思う。
純粋でひたむき。
全然変わらない。
変わらないことに感動して・・本当にステキでした。

どうもありがとう