ツアーの思い出(1)

2012.11.21 17:57:56

長いたびから札幌にようやく帰えり、すぐ倶知安に。
ようやく落ち着きました。
先々週の金曜日からの旅の報告です。

11月9日(金)夜18:00に長野駅に到着、すぐに「戸倉上山田温泉」に向かいました。
今日は食事と温泉に入って終わりです。
11月10日(土)
とても穏やかな朝です。
午後からのコンサートの前に千曲市にある「姨捨山」に行きました。
紅葉と背景にお寺、棚田の野焼きの煙がとても綺麗でした。

121110長野1.jpg

松尾芭蕉も眺めたであろうお寺の茶室は展望室にもなっていました。

121110長野2.jpg

「姨捨山」実は伝説であって、本当に母を捨てたかは分からないそうです。
柳田国男は日本の古代法制度は20歳以下と60歳以上は保護するよう守られていたそうで、インドの仏教経典の「棄老伝説」が伝わったのではないかと言っています。
いずれにしても最初にこの地区が登場したのが、「大和物語(950)」でその後「更科物語(1059)」・「今昔物語(1120)」に登場し広く日本中に伝わっていたといわれています。

121110長野3.jpg

松尾芭蕉が1688年この地に来て読んだ俳句です。

121110長野4.jpg

もう一句「元旦や田ごとの月こそ恋しけれ」があります。
棚田の水に月が次々に映っていく様子です。

大きな「姨岩」の上から見た千曲川と遠くの長野市方面の写真です。

121110長野5.jpg

午後は近くの老健施設「ひまわり」でコンサートです。
ベッドに寝たきりの老人にも聞いていただき、介護の方もびっくりする反応をもらいました。

ひまわり.jpg

夜は長野市から少し北東の「小布施」でのコンサートです。

宿は昔の蔵を回想した部屋でした。
外からの景色はこんな感じです。

121111小布施7.jpg

町は昔そのままの建物が良く保存されて、建物の裏小路もすべてつながって歩ける町並みでした。

121111小布施2.jpg

次は明日!