「太鼓のロクさん」こと高田緑郎氏が、昨日、平成22年2月21日享年94歳の生涯を、静かに遂げられたと新聞で読んだ。
羊蹄太鼓の創始者で、数々の作曲を残している。



昨年倶知安観光協会の60周年でロクさんと初めてお会いしたのだが、車椅子であったが太鼓の演奏を大きく手を上げて指揮し、喝采と尊敬を集めていた姿を思い出す。

私の「WONDERLAND」の発表の時には、身を乗り出して聞いてくれ、体を動かしてリズムを刻み、笑顔で拍手をくれた。
退場の時に「良い歌を作ってくれたね」と声をかけられ、握手をして別れた。

あの時の元気さからは亡くなったことが到底結びつかないが、若い後継者に恵まれていたようだ。

謹んでご冥福をお祈りいたします。