オリンピック

2010.02.26 17:25:17

やっと、寝不足が解消されそうでほっとしている。

北米、しかも太平洋側のオリンピックとあって時間が正反対の更にプラス5時間となり朝の3時が午前10時、昼の12時が夜の7時というつらい日程だった。

4年後のことを言ったら笑われるかもしれないが、2014年のロシア・ソチの時は6時間後なので、朝の10時が日本で午後4時、フィギャーでも真夜中の3時には終わる、理想的な日程になりそうだ。

今回のオリンピックでは残念ながら、メダルの数は少なかったが、振り返ってみると、予定通りか、スケートの銀銅はラッキー!が実力だったと思った。

問題はマスコミの煽りすぎ報道じゃなかったか。
民放だからといったら終わるのだが、上村愛子から始まった一連の報道は、オリンピック入賞者や参加者の長い努力を踏みにじってはいないか、と思った。

専門家なら当然わかっていることには触れずに、メダルの可能性にだけ焦点を当てていた。

参加することに意義がある、からこの国はメダルを取れなきゃ価値が無いに変わりつつあるようにさえ思う。

いろいろな競技では参加資格が厳正にチェックされている。
国別ひとり枠、二人目のランク枠、3人目のランク枠まで、又団体競技の場合の世界ランキング枠などだ。

更に各国の設ける参加基準に選ばれなければ出られないのだ。

日本のマスコミに言わせると、ノルデック複合の46人中最下位のどこかの国の選手など資格が無いかのような扱いだ。
同じように日本のスピードスケートの長距離選手など話題にすら上らなかった。

華々しく出発を報じられ、ひっそりと帰って来ることの無いようにと思ってしまった。