初雪

2008.10.30 16:10:57

稚内や旭川では初雪が降ったそうだが、札幌の平野ではまだのようである。
毎年記録しているのだが印象としては今日30日が20年間の札幌暮らしでは一番多いように感じている。
公式には過去30年間の平均は10月27日と発表されているが。

実際に根雪になるためにはあと1月以上はかかる。
去年は12月20日ぐらいまで根雪の記憶が無い。
車も楽だったし生活も楽だった記憶がある。

暖冬ですっかり変わってしまうねと本気で言っていたが、一冬を過ぎてみると最後の4月ごろ大雪が降り、平年並みの降雪量だった。

自然はどこかでつじつまをちゃんと合わせるものだ。

円高が進み、世界中の株が暴落した。
アメリカ及び石油ダラーの富豪が余った金を投機にまわして金が金を呼び世界中の資源・お金を操っては集め、1995年の時には日本人の貯金を500兆円以上も掠め取ったのはまだ記憶に新しい。
バブルがはじけアメリカの資金が泡と消えつつある。
我々はもう騙されないように決して助けてはいけない。

経済はどこかでちゃんとつじつまを合わせるものだから。

日本の学者が4人もノーベル賞をもらった、3人の物理賞学者は宇宙の物質が最小単位のクォークしかも6つの種類で出来ていることを予言していた。1960年代のことだ。
自然界にある力の結びつきが最大から最小まで、重力・電磁気力・弱い力・強い力で成り立っていることを説明するのに必要な理論、統一場理論を紙と鉛筆で表そうとした結果だ。
今最後に南部陽一郎教授が提唱したひも理論による重力との統一が残っている。
小柴さんがノーベル賞をもらった時も陽子を捉えようとしてニュートリノを発見したが、そのレベルの粒子である。
今確認できるすべての粒子の質量を合わせても宇宙の広がりをとめることは出来ない。
そのための理論もいくつか出されている。もちろん日本人が活躍している。
いつかこの宇宙が今このようにあることの最後の未知の粒子が発見される日も近いだろう。

宇宙はちゃんとつじつまをあわせてきたのだから。