アイスランドの火山

2010.04.21 23:51:40

ヨーロッパの航空網が混乱して大問題となった火山の爆発、1832年の天明の大飢饉もこの火山のせいだとか、今回はいろいろな事を我々に教えてくれた。

1983年にインドネシア上空でエンジンが停止した飛行機の原因が火山灰だったことから今回の飛行停止となったそうだが、今まで業界は何をしてきたのだろうか。
あまりにも打つ手が遅れすぎてはいないだろうか。

影響は世界で800万人、欠航は9万4000便損失は一日380億円だとか。

そもそもジェット気流に乗ってヨーロッパ中に広がった火山灰が成層圏で遭遇する飛行機のエンジンに吸い込まれ溶けることによってエンジンを停止させるそうだが、原因が判っているなら避けることも出来ようと思うのだ。

たとえば、瞬時に影響を受けない飛行場をハブ化して、そこからプロペラ機で運ぶとか、ジェット気流が吹いている8000m以上の上空を避けてその地域を飛ぶとか、笑い話だが、エンジンが止まったときのために片方のエンジンを止めておくとか。

今日はイギリスを除いてやっと飛んだとニュースが流れたが、またいつ止まるか判らない。是非日ごろから対策を話し合ってもらいたいものだ。

五月にヨーロッパ旅行を計画している友人が中止してくれて、東京のLIVEに来てくれるかもしれないというラッキーな事が起こるかもしれないのだが。

その時、人間は自然に手も足も出ないと今の現状に乾杯することになる。