写真展で大事な事

2017.02.12 0:46:27

色んな場所で色んな人々の写真が展示されています。
プロとして写真を撮ってる方や、趣味として楽しんでる方やさまざまです。

私もギャラリーでの展示について詳しい訳ではないのですが、展示するレベルに達していない作品を間々見受けれます。
私がここで言う展示のレベルって言うのは額装であったりプリントであったりテクニカルかつベーシックな部分です。

角の折れてるハレパネに写真を貼ってたり、壁にテープ貼りなのに一片が剥がれていたり、斜めに展示されてたり。
これも展示意図なのかと作者の方に問うと慌てて直したりします(稀に意図的にこれらをやってる方がいますが、それは見ている人に意図的なのか、ただ杜撰なだけなのか伝わります)

イラストや絵画を展示されてる方はこのあたりはしっかりされているので写真についてはすごく目立ちます。

一度jpeg画像の圧縮ギザが目立つ写真を展示している方がいて、作者の方に尋ねたら「業者に出しただけです」と返されて5秒で会場を後にした事があります(この方も角折れ写真を平気で展示してました)

SNSで発表する事が一般的になってきている昨今で、知らないのもしょうがないと思いますが、他人の写真展を全く見ないまま知ろうともせずに展示してしまっているのではないでしょうか?

自分の趣味の範囲でやってるなら文句はありませんが、展示と言うのは時間とお金とかけて足を運ぶ人がいます。その手間をかけてくれる人が一人でもいればその人に対して責任が発生します。
写真の良し悪しは批評家でもない限り感性によるところで仕方ないと思いますが、展示方法(プリントも含めて)は最低限来場者に失礼にあたらない物にすべきだと思います。

アマチュアを対象としているギャラリーも増えてます。
ギャラリーの方も場所だけ貸すのではなく、お客様である展示作家にも展示方法について一言あって然るべきだと思います(杜撰な展示はギャラリーに格にかかわります)

要するに8月に私の写真展がありますので来てくださいねって宣伝です。
そこで「おまえ、偉そうな事言うといて出来てないやんけ!」と言うツッコミをお待ちしております。

そしてテキストばっかだとなんかアレなので写真も貼り付けておきますね。

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中井精也さんが分かりやすく解説してる記事がありました。
http://www.epson.jp/katsuyou/photo/katsuyou/nakai_2013/theme3/